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朝、父の電話で起こされる。
また同じ話を繰り返す。「俺に自由がない。返せ。」
とりあげたのではない。ただ預かっているだけ。
父を守るためだ。
流されてはいけない。
これが、本当の親子として向き合うということだ。
これが、今まで7年間勉強してしてきたことだ。
父のいいところも悪いところも全て見て、受け入れるということだ。
逃げずに向き合うということだ。
憎さも愛情も全部が出てきたということだ。
今までは、愛情もそれだけなかったということだ。
父を思うと涙が出る。
憎くて、そして愛しくても。

父が、家に来た。
また同じことを言う。
また話す。
わかってくれたようだ。
でも、そして、すぐまた同じことを言い出す・・・。
今日は、同じ事を5回は話した。
ついつい感情的に怒鳴ってしまう。
冷静にならなければとわかってはいるのに・・・。
救われたのは、妹が私の為に泣いてくれたことだ。
みんなで散歩に出た。
風がここちいい。
「キラキラしてダイヤモンドのはっぱだね」
姪っ子のことばに、風や空気や木々や太陽をかんじる喜びを身体に受ける。
よぼよぼの父も杖つきながら、必死に歩いてる。
その姿にも悲しいものがある。
そして右にも左にも両手に小さな手を握り締めて歩く。
二人でとりあって私を慕ってくれてる。
悲しいことも苦しいこともむかつくことも楽しいことも、
生きてるんだから全部あるんだ。
これを、今の私は、やっと感じられるようになったんだ。

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